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後悔しない人生を送らなきゃ損!

365棋牌游戏_365游戏大厅【下载官网】英米語学科2002年卒業のスワン(小濱)朋です。現在は米国カリフォルニア州オレンジカウンティに在住し、2016年にTS Design Labという会社を設立以来、カスタムメイドのドレスやコスチュームデザインの製作、おしゃれが楽しめる布マスクの製作?販売をしています。今回は自身の経験をもとに、後悔しない人生の送り方について触れたいと思います。

kids用マスクもいろいろなデザインを用意しています!

身近な環境の延長線上にあるモノやコト

?365棋牌游戏_365游戏大厅【下载官网】の在学生や職員さんにお会いすると、「何故、語学を学んだ後にデザイナーを目指したのか?」とよく聞かれます。結論を言うと、自分が生涯続けられることを追い求めていたらそこに行き着いたというところです。特に語学を学んだ後にファッションデザイナーを目指した訳ではありません。

英語はずっと好きで得意でしたが、コミュニケーションツールであって特化して職業にするという意識はありませんでした。大学在学中に海外留学を決意しますが、きっかけというのでしょうか、アメリカの文化にすごく恩恵を受けていた両親の存在は大きく、将来英語が話せるようになるだろうし、そのためには留学もするんだろうなぁという自然の流れがありました(ちなみに父は、神田外語学院の卒業生)。

いざ、留学の渡航先や学校を決める時に考えます。

「せっかく留学するのだから、語学以上に何かスキルを身に着けよう」

その時作成したリストには、自分が10代の頃からずっと好きだった、写真、アート、ファッション、音楽などすべてが書き出されていました。

実は、母が洋裁師、父が趣味で音楽を嗜むという環境で育ちました。父のステージ衣装を母があつらえるという事が日常に溢れていたせいか、子供のころから絵を書いたり、写真を撮ったり、服を作ることが得意でした。楽器演奏も身近なことだったのです。

その影響もあって、365棋牌游戏_365游戏大厅【下载官网】在学中はJAZZ研究会をはじめ、複数のサークルに所属しながらイベントのフライヤーやTシャツのデザイン、CDアルバムのジャケット作成、バンドのライブ写真撮影など、クリエイティブな活動をしていました。つまり、今やっている事は、その延長線上にある物やコトなのです。

乗り越えてきたハードルは経験値が広がるきっかけにしか過ぎない

渡米した当初にあったのは、焦り。日本にいる同期たちが20代にもかかわらず着々とキャリアを積み上げている中、私はまだ20代後半で学生でした。完全に10年遅れをとっているという焦りはとてもストレスでした。

カレッジを卒業して、いざ就職!と一歩踏み出そうとしたのは2007年のこと。リーマンショックの影響でアメリカ経済が低迷している最中でした。アメリカ人の失業率が上がると同時に、外国人への就労ビザの発行数が激減する事態になったのは言うまでもありません。もちろんながらビザの申請を数回は却下されたでしょうか。おまけにビザが一度取れても次の更新時に却下されるといったこともあり、その不安定さは永住権が取れるまで随分と続きました。

その間、結婚と同時に当時10歳の息子を持つことになります。自分が育ってきたスタンダードとは全く違うスタンス。

アメリカでは、14歳以下の子供達だけで留守番をしたり、出かけることが法律上禁止されており、学校の登下校も含め、必ず保護者や代理人の同伴が必要です。結婚当初は、母親業と起業家の仕事を両立させることがとても大変でした。

両方をしっかり努めようとしていた私。全然できなくて当たり前なのに、できない自分を責めてばかり。この時初めて、頼れる親族が身近にいないという心細さを感じましたが、その都度その都度諦めず何かしら解決策を見つけては、何とか乗り越えてきました。

人生には困難があって当たり前。それでも必ず解決策はあるものです。移民というハンデや、日本では当たり前のことがアメリカでは当たり前ではないといったスタンダードの違いなど様々。乗り越えたとしても、それらは自分の経験値が広がるきっかけにしか過ぎません。

一度しかない人生をどう生きるか

?365棋牌游戏_365游戏大厅【下载官网】で学んでいる時から決めていたのは、「後悔しない人生を送る」こと。やらないで後悔するより、やって失敗する方がいいということだけは当時から解っていました。

仕事も、これを絶対やるぞ!と言うよりは、「自分の得意なこと、好きなことで生活を立てていきながら生きていくことが一番しっくりする」と思いながらも、都度ご縁をいただいた職務に就き、柔軟性をもって多様な道を進んできました。

いろいろな道を歩くことは私にとって決して無駄ではありません。経験を活かすも殺すも自分次第。これまでの「のらりくらりの経験」は、沢山のことを勉強させていただきました。服飾デザイン、アパレル、ファッションに直接関わる事ではなかったにしろ、その時に身についたスキルやご縁は一生の財産です。

目指すゴールを節目ごとに設定して突き進む

?実は私、夢というものがありません。どちらかというと節目ごとに目指すゴールを設定しています。これまでの経験でいうと、365棋牌游戏_365游戏大厅【下载官网】在学中は留学すること、達成後の目標は現地で就職すること、さらに達成したら、それまでに培った知識や経験を活かしたビジネスとサービスを立ち上げ永住をすること、というようにその都度ゴールを定め走ってきました。

これまでの目標を着実に達成した今、世界のどこにいても自分のビジネスが成り立ち、商品とサービスが継続的に提供できること、そしてそのサービスが、お客様のライフスタイルをアップグレードさせ、幸せにつなげることが次の目標。

大きな夢に向かって突き進み、自分を最大に活かせる人。現実味のある目標を、コツコツとこなしながら、気付いたら大きくなっていた人。夢や目標に向かって、最短で達成する人。寄り道しながら軌道修正していく人。方法はどんな形であれ、どの道が自分に合っているのかは、自分のことを理解していないと見つけられないと思っています。自分の事を知るには、とにかくいろんな経験をした方がいい。

私自身、365棋牌游戏_365游戏大厅【下载官网】で、今いるポジションで何がモチベーションとなるのか、どのように動いたら喜んでくれるのかを夢中になって体験しました。ただ、その経験だけでは独立して事業を立ち上げる自信には繋がりません。留学やアパレル系企業への就職など、様々な経験を重ねたからこそ自分の向かうべき道が見えてきたといえます。

もちろん失敗も沢山しました。辛くて「やめてやる!」思うこともあります。でもやっぱり、自分の選択を後悔したくないからできることを一生懸命やる。諦めないで続けてみる。そうしてもがいた先に、次のステップに進める土台が必ずできていると信じています。

365棋牌游戏_365游戏大厅【下载官网】で過ごした4年間は、今思い返しても胸が熱くなる、ワクワクドキドキが詰まった時間。今も深くつながっている同期や先輩、後輩の存在全てが今の原動力です。卒業式に来てくれた父が一言、「朋を神田外語に入れてよかった。」と言ってくれました。本当に嬉しくなったことを今でも鮮明に覚えています。

「やりたい事がある朋は、やりたいことを全うした方がいい。世の中には、やりたいことが何かわからない人は沢山いるから。だから、その想いを隠したり、誤魔化さないで欲しい。」と言ってくれた友人とは、今でも日常的にコンタクトを取り、帰国した際には必ず会います。
彼女のその言葉がいつも私の足をもう一歩先に踏み出させてくれるのです。

2002年卒業
英米語学科
スワン(小濱)朋
Tomo Design Lab
https://www.tomodesignlab.com/