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活躍するKUIS在外公館派遣員たち(Vol.10/チェンナイ)

“活躍するKUIS在外公館派遣員たち”というテーマで、赴任中または帰国後の様子を紹介するシリーズ第10弾。

元在チェンナイ日本国総領事館派遣員の大庭純子さんをご紹介します

大庭純子さん(国際コミュニケーション学科2014年3月卒業)

第二の故郷チェンナイ

派遣員を志した理由

卒業後IT企業で働いていましたが、より英語を実践的に使用できる在外公館派遣員に魅力を感じ、退職後受験しました。2次試験後、きっと今回は不合格だろうから、また2回目受験に向けて準備をしようと思っていた所、在チェンナイ日本国総領事館に内定を頂きました。今までインドにさえ訪れたことがなかった私が、チェンナイに内定を頂き、非常に嬉しかったのと、一体どのような所なのだろうかという期待と不安で入り混じった気持ちだったことを今でも覚えています。

派遣員としての仕事

インドは日本と全く異なると言っても過言ではないくらい、文化が異なる国で、毎日が本当に刺激的でした。派遣員としての私の仕事は、宿舎留保や配車などの便宜供与だけに留まらず、旅費清算、通訳?翻訳、総務?庶務と幅広く対応していました。チェンナイで3年間派遣員をする中で、それぞれの案件の担当官、担当現地職員、その他の関係者とのチームワークが非常に大切なことに気付かされました。チェンナイへいらっしゃる来訪者の方々が「チェンナイに来て良かった!」と思っていただけるような仕事を心がけ、案件に関わる関係者全員の力で案件をやり遂げた後の達成感を味わえば味わうほど、派遣員の仕事のやりがいを感じていました。特に赴任後初めての便宜供与では、某省庁の要人の方より、案件終了後御礼のお手紙を頂き、非常に嬉しかったことを覚えています。派遣員は通常、表立って仕事をするというより、縁の下の力持ちなのにも関わらず、名前を覚えていてくださり、丁寧な御礼のお手紙を頂けたことがその後の仕事のモチベーションにもなりました。

3年間の滞在を通して

仕事だけではなく、プライベートもとても充実していました。日本では様々な業界の方とお会いする機会はなかなかありませんが、多種多様な在留邦人の方々と、日本人会や部活動を通して親交を深める機会もありました。同じ時期にチェンナイという日本と異なる環境で時間を共にした方々とのご縁は、日本に帰国した今でも続いています。チェンナイでの派遣員としての3年間は、言い表せないほど非常に濃い時間となりました。久保谷先生や在チェンナイ総領事館の館員、在留邦人の方々や関わってくださった全ての方々のお陰で、楽しかったことも、嬉しかったことも、悔しかったことも、苦しかったことも全て、この20代で本当に貴重な経験をさせていただいたと思っています。赴任前不安だった気持ちも、仕事やプライベート含め、沢山の方々と関わり、1日1日に向き合っていく中で、気づけば日本への一時帰国からチェンナイに戻る度「あー帰ってきた。」と思える第二の故郷となっていました。大学時代、休学してアメリカにも留学していましたが、先進国とはまた違う文化や価値観を体感し、今後は1つの価値観だけに囚われない自分の想いを持ち、社会に還元していきたいと思っております。

インド(India)

【外務省HP/一般事情より】
1. 面積:328万7,469平方キロメートル(インド政府資料:パキスタン、中国との係争地を含む)(2011年国勢調査)
2. 人口:12億1,057万人(2011年国勢調査)
3. 首都:ニューデリー(New Delhi)
4. 民族:インド?アーリヤ族、ドラビダ族、モンゴロイド族等
5. 言語:連邦公用語はヒンディー語、他に憲法で公認されている州の言語が21
6. 宗教:ヒンドゥー教徒79.8%、イスラム教徒14.2%、キリスト教徒2.3%、シク教徒1.7%、仏教徒0.7%、ジャイナ教徒0.4%(2011年国勢調査)